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バベットの晩餐会

バベット


バベットの晩餐会
ステファーヌ・オードラン、アイザック・ディネーセン 他 (2000/04/19)
ポニーキャニオン
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~あらすじ~
厳格な牧師の父の元に生まれた姉妹マーチーネ(ビルギッテ・フェダースピール)とフィリパ( ボディル・キュア)。
小さな漁村で暮らす美しい姉妹には、若い士官ローレンスやオペラ歌手パパンが求愛したが、ふたりは質素な暮らしを求めて愛を拒み独身を貫いた。
ある嵐の夜、そんなふたりの元にフランスから革命を逃れて、パパンの紹介状を持ったバベットという女性が訪ねてくる。
ふたりはバベットを家政婦として雇うことに決めるが…。


1987年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞、19世紀後半のデンマークを舞台にしたヒューマンドラマ。
監督は、デンマーク出身のガブリエル・アクセル(『アムール』)。
原作者も同じくデンマーク出身で、『愛と哀しみの果て』の原作者として知られているアイザック・ディネーセンです。
質素な生活を送るプロテスタントの村人と、フランスからやってきたカトリックの女性との交流を描いてます。
見所は一夜限りの豪華なフランス料理が並ぶ晩餐会。
“食”という芸術を堪能出来る作品です。
63GyaOより転載


前半は退屈…と言ってしまえばそれまでなんですが330
とても静かにゆっくりと時間が流れていきます。
デンマークのしっとりとちょっと煙ったような景色も美しいです。


晩餐会の準備が始まる頃から一気におもしろくなります。
とは言ってもハリウッド映画的な華やかさとは違いますけど。
バベットのカッコいいこと!
「一夜限り」の特別な気合いが感じられ、泣きそうになっちゃいました。
そして、初めて超一流のフランス料理を食べる村人達の表情。
食は人を豊かにすることを、言葉はなくても如実に語っています。
晩餐後のみんなの満足感。
そしてまた普通の質素な生活に戻るわけなんですが…。


個人的には宗教的な知識もなく、信仰心があついわけでもないので、本当にこの映画を理解したとは言いがたいですが。
それでも素晴しい料理は芸術であり、そんな料理には神様が宿るとか、神様からの贈り物のような気がしてなりませんでした。
禁欲的なプロテスタントと贅を尽くしたフランス料理。
五感を通して村人達は神様を感じたのじゃないでしょうか。
バベット自身の腕をふるえることの喜びもまた神様の思し召し。
食事が神様に対する感謝に溢れ、崇高な儀式のようになる様は圧巻でした。


淡々としていますがとても優しい気持ちになれます。
観終わった後、不思議な余韻が残ります。
宗教的でもありますが、おしつけがましさはありませんし。


余談ですが、東海林さだお氏のエッセイの中で「バベットの晩餐会」で出てきた料理をそのまま再現するレストランがあって食べてきた、というのを以前読んでいて、それがきっかけでこの映画を観たわけなんですが。
東海林氏の食べ物エッセイは何を読んでも楽しくてオススメです!


トンカツの丸かじり / 東海林 さだお



※「バベットの晩餐会」が出てくるのは上記の「トンカツの丸かじり」の中の「「とても」の宵」という項目。
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2007年03月10日 | 映画・テレビ | トラックバック:0 | コメント:0

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