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ユリイカ(EUREKA)

ユリイカ(EUREKA)


ユリイカ(EUREKA)
役所広司 (2002/02/22)
メディアファクトリー
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~あらすじ~
バスジャック事件に遭遇し生き残った、運転手の沢井真(役所広司)と、中学生の田村直樹(宮崎将)と小学生の梢(宮崎あおい)の兄妹。
2年後、彼らは再会し、それをきっかけに奇妙な共同生活をはじめる。
そこに、突然現われた兄妹の従兄・秋彦(斉藤陽一郎)も加わり、さらに4人での生活がはじまった。
一方、周囲では連日のように通り魔殺人事件が発生。
そんななか、やがて4人はあてもない再生の旅へと旅立つのだった…。


九州を舞台に心に深い傷と孤独を抱える人びとの、再生への旅路を描いた感動のヒューマン・ドラマです。
2000年カンヌ国際映画祭で高い評価を受け、国際批評家連盟賞とエキュメニック賞を受賞。
独特のセピアカラーの映像演出により、静かな情景のなかに登場人物の繊細な心理と世界観が見事に描写されます。
主演を務める役所広司(『うなぎ』)ほか、宮崎あおい(『初恋』)が抜群の存在感ある演技を披露し観る者の心を揺さ振ります。
63GyaOより転載


3時間半以上ある長編ですので時間に余裕がないとなかなか観れません。
最初はグダグタに長いのかななんて思いながら観始めたのですが、あっという間に惹きこまれ一気に観てしまいました。
観終わった後は小さくため息が出てしまうほどで、それだけ集中して観ていたことに気がつきました。
この映画を観るまでは宮崎将と宮崎あおいが実の兄と妹であることを知りませんでした。


現実をしっかり生きている国生さゆりと、心を閉ざし現実と一線を引いて生きていた宮崎あおいが特に良かったです。
邦画でありがちなんですが、ところどころ台詞が聴き取り難かったのが残念。
(ボソボソと小声で喋るところなんか字幕が欲しいと思ったり…263)
方言は良かったですよ。


繊細な心理描写にこの尺の長さは必要不可欠。
無駄のない映像にこの監督の力を感じました。
役所広司と宮崎将の短い会話にすべてが凝縮されている気がします。
宮崎あおいの「犯人の人」と言った時の気持ち。
決まりきったバスの運行ルートから、まわり道(道を逸れる)の必要性。
原始的な手法での互いの存在確認。
ジム・オルークの「EUREKA」がラジオから流れたり、ラストにセピアから色がつきはじめるタイミングの絶妙さ。
(青空ではなく薄曇なのがまたリアルで憎い。)
意味深なシーンの点と点が最後に繋がるのもある意味EUREKA(ギリシャ語の「発見」の意)。
一時的なものかもしれませんが、閉鎖的な虚無感に苛んでいる方はラクになれるような映画かもしれません。


登場人物(特に秋彦)も過去に何かあったような含みがあると思ったら、序章のような位置づけ(?)で「Helpless/ヘルプレス」という映画が先にあったんですね。
そちらもいずれ観てみたいと思いました。


個人的には「ニンゲン合格」をもっと重く、淡々とした映画、というスタンスにあります。
あ、これも役所か。

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2007年01月13日 | 映画・テレビ | トラックバック:0 | コメント:0

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