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卍



若尾文子 (2001/06/27)
徳間ジャパンコミュニケーションズ
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~あらすじ~
夫がいる身ながら園子(岸田今日子)は、絵画教室で出会った光子(若尾文子)に惹かれていた。
奈良へ出掛けたふたりの仲はより親密になり、いつの間にか互いに愛し合うようになってしまう。
ふたりは手紙のやりとりで想いを交わすが、園子の夫・孝太郎(船越英二)はその仲を疑いだしていた。
そんなある日、光子から園子に助けを求める電話が入る。
駆けつけた園子の前に現れたのは、なんと光子の婚約者を名乗る綿貫(川津祐介)という男だった…。


谷崎潤一郎の同名小説を『兵隊やくざ』の増村保造監督によって映画化。
人妻が若く美しい女性の虜になり、禁断の愛の世界に足を踏み入れてしまう姿を描いています。
男性だけでなく、女性をも虜にし、相手を翻弄する小悪魔的な若い娘役を若尾文子(『浮草』『刺青』)が好演。
彼女は増村保造監督とコンビを組み数々の名作を世に出してきた名女優です。
一方、人妻でありながら若い娘に心を奪われてしまう女性役を、岸田今日子が演じています。
63GyaOより転載


1964年の古い日本映画。
いやぁ…岸田今日子の若かりし姿、初めて観ました。
妙にキレイなんですよ。
アンバランスな魅力というか、ちょっとヘンなところに色気を感じたり。
晩年とそれほど変わってないのですが…「変な人キャラ」としてしか認識していなかったのでなんとも言えないギャップにまず戸惑いました。
吉行和子にしろ富士真奈美にしろ、過去にちゃんと実績を残しているから今があるんだなぁと思いましたね。


原作は一度読んだきりなんですが。
特に好きな作品でもないのですが映画も谷崎っぽくて納得できました。
登場人物たちの焦燥感・緊張感、テンションの高さが谷崎の倒錯した世界観を巧く表現しています。
谷崎語(この作品の関西弁は実際にはないようです)が、ねちっこさや淫靡さを倍増させています。
時代背景を考えれば、相当センセーショナルな作品だったんではないでしょうか。


若尾文子の小悪魔・悪女っぷりが良かったです。
60年代のファッションもキュートでした。
ヌードも差し替えしているとかしていないとかいろいろ言われていてよくわかりませんが、とにかく綺麗でした。
女優さん2人ともに言えるんですが、陶器のような肌ってこういうことか、なんて思ったり。
直接的な性的描写はほとんどないのですが、チラリズムのエロさは非常に高いです。
登場人物がみんなお金に困らず、比較的裕福な生活をしていたからこそ起きたお話。
退屈をまぎらすための火遊びがどんどん泥沼化していったというような。
だからどんなことをしても品があるんですよね。
そのへんの演じ方が秀逸でした。
ただ綿貫(川津祐介)が相当キモいです。
妙に印象的だったのが岸田今日子のマニキュア。
清楚で上品なイメージの反面、その逆も感じられて。
後味はあまりよくありませんが面白い映画でした。

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2007年01月09日 | 映画・テレビ | トラックバック:0 | コメント:0

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