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ニンゲン合格

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西島秀俊 (2001/01/25)
ジェネオン エンタテインメント
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~あらすじ~
14歳で交通事故に遭い、10年間昏睡状態だった吉井豊(西島秀俊)が奇跡的に覚醒した。
さっそく見舞いにきたのは家族ではなく、父親の旧友・藤森(役所広司)。
藤森に連れられ自宅に戻る豊だが、両親は離婚しており、妹は数年前に渡米。
かつて家族で暮らした家では、藤森が釣堀を営んでいるだけだった。
豊は、家の脇にあったポニー牧場を再建すべく奔走する。
まるで、あの頃の家族を再建しようとするかのように…。


14歳から10年間も意識不明に陥り、ふと目覚めると家族は崩壊していた主人公。
彼が目覚めたことで家族関係が新たな展開を見せる様子を、黒沢清監督が静かに、そしてリアルに描いた人間ドラマです。
“14歳の心を持った24歳”を演じる西島秀俊は、動きの細部にいたるまで役に入りきり、14歳の純粋さと不安定さを鮮やかに表現。
脇を固める役所広司との、皮肉かつ絶望的で、にも関わらず一筋の希望を残すラストシーンは秀逸です。
63GyaOより転載


観る側がどれだけ感情移入できるかによって感想が大きく左右される作品。
表面的にしか感じられなかったら平坦な退屈な映画に感じられるかもしれない。
説明不足だという指摘もあるようだが、えてして「現実」とはそんなもん。
いちいち言葉で説明が必要な日常のほうがありえない。
夢と現実の狭間のような映画でした。


西島秀俊、好きな俳優さんです。
14歳という子供から大人になる多感な時期に時間が止まり、いきなり10年後から時間が動き始める…。
大人と子供の違いって何だろう、家族って何だろう、人間って何だろうと漠然と考えてしまった。
精神年齢の低い人間っていくらでもいるけれど、主人公はちゃんと成長しているように思う。
「ちゃんと」の定義も定かじゃないけど。
空白の時間を埋めよう、取り戻そうとするのではなく、動き始めた時からがスタートというような希望も感じた。
加害者(大杉蓮)と再会した前後がじわじわと涙が出ました。
それだけにラストがせつなすぎた。
現実の残酷さに虚しくなる。
人と人との関わり方、個人の生き方…いろいろ考えさせられました。
感じ方は幾通りもありそうな映画でした。
観た後、考えすぎて疲れちゃった。

花に嵐の喩えもあるさ さよならだけが人生だ (井伏鱒二 訳)


なぜかこんな言葉が頭をよぎりました。
あと相田みつをの「にんげんだもの」。

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2007年01月05日 | 映画・テレビ | トラックバック:0 | コメント:0

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