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禁じられた遊び

禁じられた遊び 


禁じられた遊び
ブリジット・フォッセー (2005/08/19)
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~あらすじ~
フランス映画界の名匠ルネ・クレマン監督による、もはや単なる反戦映画の域を超えた名作中の名作。
第2次世界大戦中の1940年6月、南フランスの田舎でドイツ軍戦闘機によって両親を殺された幼女ポーレット(ブリジット・フォセー)は、農家の少年ミシェル(ジョルジュ・ブージュリー)と出会い、彼の家で暮らすことに。
やがてふたりは死んだ犬の墓を作ったことがきっかけで、小さな虫や動物の死骸を埋め、十字架を立てるというお墓遊びをはじめていくが…。
ナルシソ・イエペソのギターが奏でるギターの音色とメロディに彩られながら、戦争によって運命を狂わされた幼い者たちの悲劇を浮き彫りにしていく。
ラスト・シーンはもはや言葉にならないほどに哀しく、観る者に涙と感動を与える名シーン。なお愛らしきヒロイン、ブリジット・フォセーは本作の製作から半世紀を超えた今も、ヨーロッパを基軸に名優として活躍中である。(的田也寸志)
63Amazon.co.jpより転載


このタイトルと、あのギターのメロディーだけは知っていたが今日まで映画は観たこととがなかった。
恥ずかしながら戦争を描いた映画だと知らずに観てしまった。


冒頭、両親と愛犬を一瞬にして失ってしまうポーレット。
彼女、泣き喚いたりしません。
お昼寝をしているのかな?とでも言いたげな顔でチョイチョイと母親の頬を撫でます。
そのかわり死んで動かなくなってしまった愛犬には、異常に執着。
5歳くらいの子供じゃ突然の両親の「死」なんて許容範囲外の出来事なのだろう。
愛犬の「死」がギリギリ理解できる、受け入れられる出来事だったのだろう。
それでも最初は「動かなくなっちゃった」くらいの感覚。


まだ戦火を免れている農村が舞台なので、血なまぐさいシーンはない。
上空を戦闘機が飛び交っても実質、被害を受けていない土地に住んでいるミシェルや家族はまだ戦争をよく理解していない上にある種、尊敬や憧れさえも抱いている。
隣人との争いも国家レベルでの争いも同等に『無益なもの』として描かれているように感じた。


「禁じられた遊び」とは結局のところお墓遊びというかお葬式ごっこを指しているのだが…。
(もしかしたら「戦争」自体が「禁じられた遊び」と言いたいのかもれないが)
子供達は大人達の真似をして虫や動物を弔っているだけなのに。
よそ様の十字架を盗んだのは子供特有の悪意の無い罪。
「死」を理解する前に形骸化されたお墓を作るという行為は、戦時下ならではの大人の子供達に対する罪だと思った。
吸収の早い無垢な子供達に、歪んだ現実は見せたらイカン!!!
大人目線での子供達の「禁じられた遊び」だと感じた。


反戦を描くと共にラブ・ストーリーでもある。
田舎者で貧しい家庭で育ったミシェルが都会育ちで裕福な家庭で育ったポーレットを喜ばそうと懸命で一途な姿は思わず頑張れ!と思ってしまうし、ミシェルを慕い信頼しきっているわりに小さな我侭を言ってミシェルを困らす様は、幼いながらも小悪魔的で女の子は小さいときから「女」なんだと感じたり…。


ラストがねぇ…、観る人によって感じ方が変わってくるんだと思うけど。
ポーレットの運命やいかに!?って感じで終わるんだけど…前途多難な気が…。
でもこの短い時間の中に子供達が成長しているのも感じられた。
淡々としているところもリアルだった。
個人的には神懸り的な演技のブリジット・フォセーとふくろうが良かった。
いろんなことを考える余韻を残す映画だった。


ともあれ間違っても楽しい映画ではないので何度も観たいわけではない。

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2006年08月03日 | 映画・テレビ | トラックバック:0 | コメント:2

コメント

私は何度も観て、泣いてしまいます。
『禁じられた遊び』音楽の授業から入ったので、TVで初めてで観たときは、反戦映画とは知らず、名作のわりには何が言いたいのか理解に苦しみました。子役(ジョルジュ・ブージュリー)の演技に感動はしたものの・・・。

で、今は理解できます。ごいすさまの一語一語にうなずいています。私もなぜかふくろうの表情が印象に残っています。
私的には、ポーレットがミッシェルを慕ってまたドレ家に戻るツテを探し二人は再会したのではないかと勝手に思い込んでいます。この純粋な二人の子供の愛を叶えてあげたいのです。だってポーレットはきっとママの愛情よりもミッシェルに対する思慕(恋?)のほうが現実的、親身だったのでは?とラストでのポーレットの行動で思いました。

2006年11月15日 | URL | Meg♪ | 編集

>Meg♪さん
はじめまして!コメントありがとうございます!!
Meg♪さんの言われるように二人が再会できたと思いたいです…。
戦争によって引き裂かれた幼い子供達の運命、大人の都合で人生が変わってしまう子供達…「こんなのいやだ!!」「こんなのありえない!!」と強く感じることが反戦の意識の第一歩だと思いました。
静かに戦争をみせ、強く反戦を促す映画だと思っています。
ふくろうはギリシア神話でも学問や知恵のシンボルとして、日本でも「不苦労」「福籠」(当て字ですが)と幸せのシンボルとして扱われていますもんね。

2006年11月16日 | URL | ごいす | 編集


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