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生死半半

生死半半


生死半半
淀川 長治 (1998/12)
幻冬舎
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美輪明宏様(敬称に困る)はよく「映画を観なさい」と言う。
人生をつまらないと思っている人や他人を思いやれない人、あるいは状況判断の苦手な人に映画を通して様々な生き方や考え方を学べと。
なるほどと思い、それ以来私は映画を娯楽や暇つぶしのためだけに観るのではなく、何か「感じる」ことがあればいいなぁと期待して観るようになった。


今は様々な映画をネット上で無料で観る事もできる。
どんなジャンルの映画でも食わず嫌いは止めにしてとりあえず観てみようと、少しでも興味のわく作品は観てみたいと思うようになった。
もちろん最初から最後まで苦手な作品もあった。
そんな時に淀長さんの言葉を思い出した。
「どんな駄作にも必ずチャーミングなところがある。」
そして、その後には「だから映画ってステキなんです。」と続く。
これって映画に限らず、人や物にも置き換えられる言葉だ。


そんな淀長さんが晩年に書かれた著書が「生死半半」。
86歳の時に書かれ89歳で亡くなっている。
表紙の眼鏡の絵が意識はしてないだろうがジョン・レノン風でおちゃめだ。
淀長さんは、生涯独身を貫き通した。
人生を映画と共に生きた人だ。
この本は淀長さんの「生」と「死」についての考え方、それに映画を絡ませてのエッセイだ。


なぜ、独身だったのか。
独りで生きていく寂しさや恐さはなかったのか。
そんな答えが独特の丁寧な語り口調で記されている。
独身を薦めているものでもないし、宗教も絡んでない。
ただ、読み終わった後に勇気は沸いた。
信念を持って生きた淀長さんを、今になって心からカッコいいと思う。
この本を読んで、また何か映画が観たくなった。


若い方にオススメの一冊です。
「一生懸命」や「生きる」「死ぬ」と言うことを意識して生活するのとしないのでは人生の楽しみ方が違ってくると思うよ。

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2006年06月26日 | | トラックバック:0 | コメント:0

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