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彼女は最高

彼女は最高


彼女は最高
エドワード・バーンズ (2005/02/18)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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~あらすじ~
数年前に婚約者ヘザー(キャメロン・ディアス)に裏切られたタクシー運転手ミッキー(エドワード・バーンズ)。
彼はお客として乗せた女性・ホープと気が合い突如結婚してしまう。
一方弟フランシスはビジネスマンとしては成功していたが、妻レネ(ジェニファー・アニストン)とはセックスレスな関係が続いていたのだった。
だが、実はフランシスは不倫中で、相手はなんとヘザーだったのだ。
偶然そのことをミッキーに知られて…。


対照的な兄弟の恋愛模様を描くラブストーリー。
結婚、不倫、セックスレスとちょっと過激な現代の恋愛観を捉えた作品です。
主演・監督をエドワード・バーンズ(『コンフィデンス』)が務めました。
キャメロン・ディアスが男性を手玉に取るクールな女性役を、ジェニファー・アニストンが夫とセックスレスな妻の役を好演。キュートなイメージの女優ふたりが、シリアスな役を演じたのも見所です。
63GyaOより転載


1996年の作品ということで、当たり前だけどキャストが若い!
ジェニファー・アニストンはそんなに変わらないけどキャメロン・ディアスがぽっちゃりしています。
あらすじだけ読むと、派手で仰々しい印象を受けますがけっこう淡々としています。
お色気度もドタバタ度も極めて低い。
シリアスにもなりすぎているわけでもなく…。
丁寧に制作されたのは伝わりますが「だから?」と問われても可も無く不可も無くといった感想。
いたって日常的な出来事で「映画」としての「非日常」を求めて観るには退屈かも。
でも登場人物の心情もさらりと細やかに表現されていて感じは良かったですよ。
テンポ良く気楽に観れましたが、余韻の全然残らない映画でした。

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2006年11月19日 | 映画・テレビ | トラックバック:0 | コメント:0

PARTY7

PARTY7


PARTY7
永瀬正敏 (2001/09/26)
ビデオメーカー
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~あらすじ~
とある地方の郊外にあるホテル・ニュー・メキシコに、訳ありの金を持って逃走しているチンピラがやって来た。
やがて、チンピラと金に関係する怪しげな人々が次々と現れ、ホテルは大騒ぎとなる。
ところが、その一部始終をホテル内部に特別に作られた"のぞき部屋"から覗いて楽しんでいる、のぞきの罪で出所したばかりの男と謎の人物・キャプテンバナナがいた…。
前作「鮫肌男と桃尻女」で注目された石井克人監督の新感覚コメディ。
ドタバタ、シュール、オフビート、ブラックユーモアなど、あらゆる要素が詰まっている。
また、謎の男・キャプテンバナナのデザインを始めとするスタイリッシュな映像も見逃せない。
しかし最大の話題は、これまでダンディな渋い男を演じ続けてきた原田芳雄がかぶり物(キャプテンバナナ)姿を初披露し、コミカルな役どころを見事に演じている事だ。


昨日の「鮫肌男と桃尻女」に続き石井克人監督の長編二作目の映画。
一作目から約二年後の作品のようですが…監督の成長ぶりがあまり感じられませんでした。
というか、私がこの映画のスピード、リズムにノリきれなかった263
オープニングののアニメーション(アメコミ風)は前作同様カッコ良く、その後を期待させるんですが…最初の「勢い」みたいなモノが持続せずに、どんどんゆるく、くどくなってくるんです。
もう観るの止めようかなと思っているとププッと笑っちゃうような場面になるので止めるに止めれず、結局最後まで観てしまいました。
出演者も浅野忠信(オキタソウジ)、永瀬正敏(三木シュンイチロウ)、原田芳雄(キャプテンバナナ)、我修院達也(イソムラ忠)、岡田義徳(トドヒラトドヘイ)、津田寛治(白くま)、堀部圭一、加瀬亮、岡本信人、小林明美、松金よね子…と前作に+αなメンバー。
個性的な俳優達も個性を生かしきってないような感じでした。
でも原田芳雄にはびっくりしましたね330
こんな変態役、よく引き受けたなと。
あと我修院。
彼は後半数分の出演なんですが、彼が登場してからはスピード感が増しましたね。
台詞も掛け合いのようにテンポが良くなり、テンションが高くなりました。
彼はものすごい起爆剤ですね。
う~ん…こういうの嫌いじゃないはずなんだけどなぁ…。
後になーんにも残らない映画でした。
この監督、短編の方が向いているんじゃないかな。

2006年11月18日 | 映画・テレビ | トラックバック:0 | コメント:0

鮫肌男と桃尻女

鮫肌男と桃尻女


鮫肌男と桃尻女
浅野忠信 (2000/03/31)
ビデオメーカー
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~あらすじ~
山深い森の中に佇むプチホテルで暮らし、従業員として働くトシコ。
彼女は、退屈な日常と冴えない自分から決別するため、ある朝、ホテルから脱走した。
山道を車で走っていたトシコは、獣道からブリーフ姿で飛び出してきた鮫肌と出会い、誰かに追われているらしい彼を衝動的に自分の車に乗せる。
鮫肌は、組織の金を持ち逃げし、暴力団幹部の田抜たちに追われていた。
一方、ホテルの支配人でトシコの叔父でもあるソネザキは、吃音で凶暴な殺し屋・山田に脱走したトシコを奪い返すことを依頼。
トシコに偏執狂的な愛情を注ぐ彼も、狂ったように二人を追跡するのだった。
トシコは鮫肌に「もうあそこには戻りたくない」と嘆き泣く。
その手を握り森の中に逃げ込む鮫肌。トシコも無表情な鮫肌が時折見せる無邪気な笑顔に、次第に惹かれ、待ち望んでいた"変化"にときめいていた。
しかし、執拗な追っ手達は二人の近くまで迫っていた…。


望月峯太郎の人気コミックを下敷に、膨大な絵コンテを描いて長編デビューに臨んだという、石井克人監督の気合いの入った快作とのこと。
原作は知らずに映画を先に観てしまいました。
(おまけに橋本治氏の「桃尻娘」シリーズだと勘違いしていました263
タランティーノの影響を色濃く受けたバカ・バイオレンスとでもいえば雰囲気は伝わるでしょうか?
「ちょっとイイ話」をはさみつつも暴力描写や次々にあっけなく人が殺されていくので好みは別れると思いますが。
浅野忠信(鮫肌黒男)、小日向しえ(桃尻トシコ)、鶴見辰吾(フグタミツル)、我修院達也(山田正一)、真行寺君枝(フグタミツコ)、津田寛治(深ヅメ)、寺島進(沢田)、堀部圭一(犬塚)、森下能幸(左)、田中要次(朝比奈)、高杉亘(反町)、岸辺一徳(田抜政二)、島田洋八(ソネザキ)…出演者は個性派・イロモノ・キワモノぞろい。
なのでキャラクター個々には笑えます。
中でも我修院は別格。
インパクト強烈すぎです。
原作にはない役柄らしいですが…影の主役は彼だと言っても過言ではないでしょう。
鶴見・岸辺・島田の変な人っぷりも見ものです。
ただもう少し構成と音楽が良ければともっとおもしろくなりそうだったのにと、少し物足りなさを感じました。
原作の方は読んでみたいです。
個人的には浅野忠信の悟りを開いたかのような笑顔と間の取り方が俳優の技量うんぬんよりも好きなので、それも観れたしこういう映画もありかなって感想でした。

2006年11月17日 | 映画・テレビ | トラックバック:1 | コメント:0

蝿男の恐怖

蝿男の恐怖


蝿男の恐怖
アル・ヘディソン (2002/02/22)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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~あらすじ~
ある日、プレス機に押しつぶされた科学者・アンドレの死体が発見される。
一方、アンドレの兄フランソワの元には、弟を殺してしまったとアンドレの妻エレーヌから連絡があった。
何があったのかを探るため、刑事と共にエレーヌの家に行ったフランソワは、エレーヌとその息子が異常にハエにこだわっていることに気が付く。
フランソワが問いつめると、エレーヌの口からは驚くべき事実が語られ…。


プレス機に押しつぶされた科学者の死体に隠された真実とは…!?
次第に明らかになる、ハエ男になってしまった男の苦悩と悲劇。
CGもない時代の大げさすぎないアナログ的な映像が、逆に物語の怖さを引き立てています。
続編も制作され、86年にデヴィッド・クローネンバーグ監督がリメイクしたことでも有名な、ジョルジュ・ランジュラン原作のSF名作古典ホラー。
63GyaOより転載


「ホラー」と謳ってあるので、てっきり悪者の蝿男が人間を手当たり次第に襲うものとばかり思っていました330
怖そうなのが苦手で今まで敬遠していたんですが、あらすじを見たりレビューを読んだりすると何だが思っていたのと違う感じ。
1958年の制作ですし、例え怖くてもそれほどじゃないだろうと今回観てみました。


ホラー映画の概念を辞書で調べてみると「ショック・恐怖・戦慄をねらった映画。スリラー映画・オカルト映画と重なりあう部分が多い。」と。
うーん…やはりこれはホラー映画だったのか??
いやいや、そんなことはどうでもいいのです。
間違いなく古典的名作!
予想以上におもしろかった!!
確かに見るからに被り物と思われる蝿男や出てくる装置は時代遅れ。
でもその古臭さが安心して観られる要素でもあるんです。
怖い、というよりはかわいそうなストーリーでした。
π」に通じるような、神の領域に踏み込んだ科学者とその家族の悲劇。
とても丁寧に作られた映画でした。
キャストも上品な落ち着いた感じで。
科学者の兄役で若かりし頃のビンセント・プライスが出演しています。
(「シザー・ハンズ」では発明家の役をやった方です。)
背も高く正統派のハンサム俳優でしたよ。
リメイクされたりパロディにされたりと現在も支持されている映画だと納得しました。

2006年11月16日 | 映画・テレビ | トラックバック:0 | コメント:0

トリコロールに燃えて

トリコロールに燃えて スペシャル・エディション


トリコロールに燃えて スペシャル・エディション
シャーリーズ・セロン (2005/04/20)
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
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~あらすじ~
1933年。学生ガイ(S・タウンゼント)は美しく奔放な令嬢ギルダ(C・セロン)と出会い一夜を共にする。
しかし、彼女は新たな人生を求めイギリスを離れてしまう。
3年後、ふたりはパリで再会。
芸術写真家として成功しているギルダは相変わらず奔放な恋を楽しんでいた。
ギルダの専属モデル・ミア(P・クルス)とともにギルダの家で暮らすようになったガイ。
戦争の暗い影から目をそらし、享楽的な同居生活を送るのだが…。


シャーリーズ・セロン、ペネロペ・クルスという人気・実力を兼ね備えたふたりが競演!
美しく享楽的なバイセクシャルという設定が、第2次大戦前後のパリという舞台にうまく馴染み、説得力のある仕上がりとなっています。
スチュアート・タウンゼントも、ふたりの女性の強烈な存在感を受けとめて好演。
恋を楽しみ、愛を求め、時代に巻き込まれながら大切なものを守ろうとした女性たちの、波乱に満ちたラブ・ストーリーです。
63GyaOより転載


シャーリーズ・セロンとペネロペ・クルス見たさに、好みではない戦争絡みの映画でしたが観てみました。
まず原題は「Head in the cloud 」。
なぜに邦題は「トリコロールに燃えて」??
このネーミングセンス、致命的です263
とにかくシャーリーズ・セロンがキレイ420
モンスター」と似たような時期なのにこの違いは…。
クラシカルなモード系のファッションとメイクは、ゴージャス感たっぷり。
裸体までもが美しく、まさに完璧な美女。
クール・ビューティーって彼女のための言葉のよう。
もちろんペネロペもステキでしたが…彼女はやっぱりスペイン映画の方が魅力的。
彼女達、二人の恋愛関係はそれほど深く描写されていません。
結果、奇妙な三角関係に説得力が欠けてしまいました。
スチュアート・タウンゼント(シャーリーズ・セロンの公私共々のパートナーだそうですね)はなんだかあまり印象に残りませんでした。
両手に花のウハウハ状態かと思いきや、いたって普通の男。
「普通」なところが魅力なんでしょうか?
恋愛と生き方に重点を置いているので、「戦争」はやや薄口になっています。
しかしラストはやはり、やりきれない気持ちになりました。
感情的なアツイ登場人物がいないので(表面的には)映画としてのメリハリに物足りなさを感じました。

2006年11月15日 | 映画・テレビ | トラックバック:0 | コメント:0

ゲート・トゥ・ヘヴン

ゲート・トゥ・ヘヴン


ゲート・トゥ・ヘヴン
マースミー・マーヒジャー (2005/01/13)
キングレコード
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~あらすじ~
空港の清掃員として働くインド人でシングルマザーのニーシャ(マースミー・マーヒジャー)は、フライトアテンダントになることを夢見ている。
ある日、いつものよう飛行機に忍びこみフライトアテンダントになりきっていた時、同じようにパイロットになりきっていた不法入国者でロシア人青年アレクセイ(ヴァレラ・ニコラエフ)と出会う。
互いに惹かれあっていくふたり。
そして、息子の親権が危ぶまれるニーシャのため、アレクセイは密入国の手配をするのだが…。


空港の中で出会った、文化の違う国で生まれたふたりが織り成すハートウォーミング・ストーリー。
『ツバル』で時間も空間も超越した不思議の国を描いたファイト・ヘルマー監督が本作で舞台に選んだのは、空港。
様々な国の人々が降り立つ場所だけあって、10カ国もの国から様々なタイプの俳優たちが集められました。
また、普段見ることのできないような空港の裏側や地下は、まるでアミューズメント施設の迷宮のよう。
63GyaOより転載


ツバル」の監督ということで期待して観ました。
空港を舞台にした映画や音楽もたくさんありますよね。
さまざまな人種、密入国、不法滞在…この映画の主軸となるテーマはかなりダークです。
お涙頂戴系の映画なら何本も撮れそうな感じですが、そうじゃないところが面白かったです。
まず日本では考えられないような設定。
不法就労者と一般就労者が暗黙の了解の上で共存・共生しあって働いている。
もちろん彼らを取り締まる立場の人間も存在するのだけど。
空港の内部(地下)で生活する人間達の夢や希望が、陽の当たらない場所で育まれているのが観る側に少しの元気を与えてくれる。
かならずしも「悪人」だから日陰の暮らしをしているとは限らないんですよね。
逃げたい、捨てたい、やりなおしたい過去があっても、その人、個人の責任ではない場合もあるわけですし。
ただ、再出発を願って空港に集っても、そこからなかなか飛び立てないのが現実で…。
飛行機に搭乗するだけでもこれでもか!といわんばかりのセキュリティ・チェックを受けなければならないこの時代に、かなりのファンタジーです。
客室乗務員になることを夢見ているインド人のヒロイン。
やりたいことがやれることとは違う現実を見て見ぬ振りしながら生きている姿が、かわいらしくいじらしいです。
(時には子供っぽさが少々鼻につきますが。)
劇中、さまざまな人種の人間が登場します。
日本人も!
合間にミュージカル調になったりもしますが短時間なので良いアクセントになっています。


最後はハッピーエンドなんですが…。
果たしてこれで良かったのか?これからの方がさらにキツイ生活が待っているんじゃないんだろうか?と想像してしまいました。
結局この監督は「夢のような」映画が得意なんでしょうね。

2006年11月12日 | 映画・テレビ | トラックバック:0 | コメント:0

岸辺のふたり

岸辺のふたり


岸辺のふたり
ノルマン・ロジェ、ドゥニ・シャルラン 他 (2003/06/04)
東芝EMI
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~あらすじ~
自転車に乗って、父は娘を連れて岸辺にやって来た。
父はわが娘を抱きしめたあと、小さなボートに乗り、娘を岸辺に残してどこかへ行ってしまう。
そのまま父は二度と戻ることはなかった。
それ以来、雨の日も風の日も、娘は自転車に乗って父と別れた岸部を訪れては父の帰りを待った。
季節がめぐり大人になっても、変わらずあの岸部を訪れ父を思う娘。
やがて娘も年を重ね、老女となったときある奇跡が起きる…。


幼いときに、岸辺から去ってしまった父を想い続ける少女の人生を、セピア調の哀愁漂うタッチで描く8分間の奇跡の物語。
2001年度アカデミー賞をはじめ数々の賞を受賞した、短編アニメーションです。
オランダ出身のマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットが監督を務めました。
また、音楽監督は、名作を手掛けてきたノルマン・ロジェ(『木を植えた男』)と、ドゥニ・シャルラン(『大いなる河の流れ』)が担当し、セリフのない本作をアコーディオンとピアノによる音楽で盛り上げています。
63GyaOより転載


2001年アカデミー賞短編アニメーション賞受賞作。
自転車に乗り、川岸に来た父と娘。
父は娘を岸辺に置いて、船に乗って旅立ってしまう。
娘は、それからの人生、父への思いを胸に何度も自転車で岸辺を訪れる。
オランダのマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督が、たった8分の作品に、娘の人生を凝縮していく。
人物の表情も見えない遠景のシンプルなタッチ。
セピアがかったモノクロを基調にした、水彩の絵本のような画風は、デジタルセルアニメーション制作システム「ANIMO」で再現された。
もの悲しさと希望が同居した名曲「ドナウ川のさざ波」が、恐れ入るほど映像にピタリとはまる。
人物の微妙な姿勢、合間に挟まれる空や鳥など、繊細な表現で感動させながら、訪れる結末は、あまりに崇高で、ストレートに心をわしづかみ!
少なくとも10回は観ても飽きないはずで、なにも後に残らない90分の映画を観るより、結局は濃密な時間を与える。
「8分の短編のためにDVDなんて…」という固定観念は、本作に不要だ。
63Amazon.co.jpより転載


わずか8分弱の短編アニメーションです。
あらすじ・内容、伝えたいことは上記のまんまです。
行間を読む詩のような、観た人のイマジネーションに委ねられるような作品です。
(少しだけNHKっぽい感じもします。)
個人的に「浄化のための涙」を流したい時にはピッタリの一本。
人生の折り返し地点を過ぎた実年齢の方や、精神年齢の高い方には特にオススメです。
(私がそうだとは言いませんが330
アコーディオンとピアノのメロディーが郷愁にかられます。
台詞も無く登場人物の表情も見えないので思わず感情移入してしまいます。
じんわり・しみじみとした涙の後、あったかい「何か」が残りますよ。


余談ですが1998年11月11日に映画評論家の淀川長治さんが亡くなりました。
私は無職になってからこの数ヶ月、やたらと映画と本を見てました。
映画や本の登場人物に自身を重ね、生産性のない毎日から現実逃避するために。
好みの作品に出会えた時は、登場人物と共に達成感を味わい毎日の虚無感を拭い去ろうとしていました。
だからどうした?と言われればそれまでのことなんですけど。
淀長さんにも観てもらいたかった一本です。
サイナラ、淀長さん。

2006年11月11日 | 映画・テレビ | トラックバック:0 | コメント:0

個人教授

個人教授 <ニュー・プリント・スクイーズ版>


個人教授 <ニュー・プリント・スクイーズ版>
ナタリー・ドロン (2002/04/17)
ポニーキャニオン
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~あらすじ~
『殿方ご免遊ばせ』でB・バルドーの魅力を最大限に引き出した監督ミシェル・ボワロンが、本作ではナタリー・ドロンを抜擢。
たくましい年上の恋人と純粋な学生との間で心揺らす女性を演じています。
相手役のルノ・ベルレーは「アラン・ドロンの再来」との呼び声高い若手ホープでしたが、実はドロンの元妻がナタリーという間柄が話題を呼びました。
音楽は、『男と女』の「ダバダバダ…」というフレーズを生んだフランシス・レイ。


オリヴィエ(ルノ・ベルレー)は、大学受験を控えた高校生。
ある日、ふとしたきっかけで年上の女性フレデリック(ナタリ・ドロン)と出会い、強い憧れを抱く。
しかし彼女は有名なレーサーであるフォンタナ(ロベール・オッセン)の愛人だった。
それでもあきらめないオリヴィエ。
始めは軽くかわしていた彼女だが、フォンタナとの気持ちのすれ違いをきっかけに、オリヴィエに対して心を開き始める…。
63GyaOより転載


その邦題からして、年上の女性との恋や性体験に憧れる十代の少年たちの願望をかなえた作品と思われがちだが、実はたいそう真面目な視点を持った映画なのである。
本作のテーマは、冒頭に登場する高校教師が主人公オリヴィエ(ルノー・ヴェルレー)に問いかける「幸福とは何か?」ということだ。
即答出来ずに終業のベルに救われるオリヴィエだが、偶然知り合ったレーサー、フォンタナ(ロベール・オッセン)の愛人フレデリク(ナタリー・ドロン)と逢瀬を重ね、結果的に別れを選ぶことで「幸福とは何か?」との命題に回答を見つけるまでの物語。
ヴェルレーの初々しさと、ナタリー・ドロンの大人の女の美しさが、フランシス・レイの流麗な音楽と相まって忘れがたい印象を残す。
スキー・リゾート アヴォリアッツでオリヴィエとフレデリクが楽しく遊ぶシーン、そしてフレデリクとの別れを決意し、泣きながら雨の中バイクを飛ばすオリヴィエをじっと捉えたラストシーンでは、とりわけ効果を上げている
63Amazon.co.jpより転載


2、30年前の少女マンガのルーツを観た!!という感想です。
1968年のフランス映画なんですね。
風景やファッション、さりげなくお洒落なのがいいです。
古い映画ということでフィルムのざらついて褪せた質感も雰囲気良かったです。
アラン・ドロンの元妻という人を見てみたくて観たのですが。
やはりキレイな方でした。


ストーリーは上記のあらすじどうりなんですが。
フレデリクがどうにも「大人の女性」に感じられず…。
二人の男性の間で揺れ動く気持ちが伝わりにくかったです。
オリヴィエは最初は「こいつアホやな~」と思ってしまうくらい世間知らずのおぼっちゃんなのが(おそらく初めての真剣な)恋をして成長していく姿がいじらしかったですね。
時代も時代なので最初見た時はもっさりした男の子と思ったんですが、もともとハンサムなんでしょう。
見ているうちにイイ男に見えてきました。
洗練されていく演技だとしたら巧いですね。
でも二人とも演技派でも個性派でもなく、どちらかといえば「ヘタウマ」な感じが清潔な感じがして良かったです。
今となってはベタすぎるストーリー展開ですが…。
フォンタナの最後に見せた男気はカッコ良かった。
だけどなぁ…最後は譲り合いかよ!?みたいな263
そして唐突に「Fin」の文字。
本当に「幸福とは何か?」って思っちゃいます。
この突き放し方や曖昧さがフランス映画の良さなんだとしみじみ感じました。

2006年11月04日 | 映画・テレビ | トラックバック:0 | コメント:0

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